1921年1月、バスク文化に情熱を注ぐ聖職者らと
バスクの新聞“Eskualduna”の若き編集者が中心となり、
バイヨンヌにて創刊された“Gure Herria”。
(バスク語＝私達の国)
これぞバスク！とも言うべき、牧歌的な景色が描かれた表紙の冊子は、バスク地方の歴史、バスク文学(小説、演劇)、口承 (物語、詩)を始め、加えてお店の情報等が掲載されております。(フォントデザインがこれまた良い！)
その記事の内容の半分程はバスク語で記されており、
冊子の最後には、掲載されている文学作品や演劇作品の
音楽に纏わる付録が付いていました。
1921年から26年は月刊、その後は隔月で1939年まで
発行され、戦争中は休刊を余儀なくされましたが、
1950年になり、 共同創刊者のひとりでもあった、
カトリック高位聖職者のJean Saint-Pierre(Villefranque/ Pyrénées-Atlantiques1884-1951・後にバイヨンヌ大聖堂の司祭になった)の尽力のお陰で、その象徴的な表紙を保ったまま再発行され、1976年までバスクの人々の情報源のひとつとして愛読されておりました。

バスク地方
1950/1963/1974年
※3冊セットでの販売となります/全87ページ
サイズ: 15.5×24cm
状態: 汚れ 色褪せ ホチキス止めに錆
※書き込み・破れ無し
※状態は全てを示す事は困難の為､その他気になる点がございましたらお尋ね下さい。

※撮影上､実際の色味とは若干異なる様に撮影されておりますことをご了承ください｡何かご不明な点がございましたら､お気軽にお問い合わせください。
※当店の扱っている商品は､アンティーク·ヴィンテージのものです｡経年によるキズ·汚れ等があります事をご納得の上､ご注文頂きます様お願いします。