2019/06/27 11:41
“Fête de Don quichosse ”只今開催中です！！
本日は色とりどりに取り揃えましたエスパドリーユの中から、こちらの“LA TULIÈRE”という名の一足をご紹介します。(ドンキショースのエスパドリーユにはデザイン毎ネーミングされています)
こちらのエスパドリーユは、歴史あるバスクリネンのブランドONATISS(オナティス)の生地を使って作られた一足です。使用される生地は、オナティスの創業当時から使われてきた古い織り機の最後の一台で織られたものです。その織り機は現在では成し得ない織り方が出来るという大変貴重なものなのだったのですが…残念な事に近年この機械も故障に見舞われ、復活の目処が立っていないそうです。
それでわ、その貴重なバスクリネンを使ったエスパドリーユ“LA TULIÈRE”を色んな角度からご覧ください。
目を凝らして見ると…ボーダー柄がライン毎に向きを変えて織られており、大変手の込んだ作業が施されていることが伺えます。
また職人によって手縫いされた、アッパー生地と靴底の縫い合わせもまた素晴らしいです！！
張り感もしっかりとしていて、この生地の力強さを感じます。
そしてその張り感は、履く度にその人の足に馴染んできて、びっくりするくらい柔らかくなり履き心地が良くなります。私も昨年から履いてますが、今ではすっかり自分の足に馴染んで日々愛用してます。(左...私物 昨年から履いてるもの 右…未使用のもの)
是非この“LA TULIÈRE”を始め、ドンキショースの手仕事の素晴らしいさを間近でご覧頂きたいと思います。そしてお気に入りの一足を見つけてくださいね。
最後に歴史あるバスクリネンのブランドONATISS (オナティス)のご紹介を…
1948年創業、バスクリネンの聖地Saint-Palais(サン＝パレ)にアトリエを構え、数人の職人によって手作業でバスクリネンを作り続けている由緒あるブランド。オナティスとは、バスク語で「美しく佳き織物」という意味です。
詳しくは… http://onatiss.fr/
※残念ながら2020年を持ってONA TISSの工房は幕を閉じました
大変貴重なバスクリネンの織り機。
修復されることを願うばかりです…
