バスク地方の古の時代のお土産品をご紹介します。
こちらは､“Ferreta”(バスク語)という水汲み道具が
可愛らしく小さく変化し形作られた一品です。
手描きの味わい深い表情したバスク人からも
とても良い雰囲気を感じます。

バスク地方
年代:1920~30年代
サイズ:H8.5cm φ5,5cm 内側φ4.3cm
状態:縁の金属部分の変色 擦り傷
　 木製部分の擦り傷 汚れ 虫食い跡(跡があるのみで現在
は問題なし) 底から釘が出ている
　　内側 汚れ跡(洗ってメンテナンス済み)

“Ferreta”とは…
バスク地方で各家庭に水道がなかった時代に､(20世紀頃まで)毎日の日課として女性が水汲みをする際と家の台所で保管をする為に使用されていた暮らしの道具です。
“Ferreta”は､平らな底とAラインで形成され､特徴ある取っ手が付き､3つ(もしくは上下)の金属リングで保持されていたため､鉄道を意味するラテン語“ferrée”にちなんで名付けられました｡また､水が入った“Ferreta”を上手く運ぶ為に
“Bururdittoa” (バスク語) というドーナツ型のクッションを頭の上に乗せて運んでいました｡20世紀初頭以降は水道の普及に伴い衰退していきますが､現在ではバスク地方を象徴するものの一つとしてお土産品等で存在し続けています。
※様々な角度から調査し載しておりますが訂正すべき点がございましたらご指摘頂けますと幸いです

※撮影上､実際の色味とは若干異なる様に撮影されておりますことをご了承ください。何かご不明な点がございましたら､お気軽にお問い合わせください。
※当店の扱っている商品は､アンティーク·ヴィンテージのものです。経年によるキズ·汚れ等があります事をご納得の上､ご注文頂きます様お願いします。