バスク地方の古の時代のお土産品をご紹介します。
こちらは､バスク地方に点在する“Baserri”という農家が
木彫りされたスタンプ(切手)ボックスです。
素朴ながらも､角のデザイン等から作りの手のこだわりを
感じる一品です。

バスク地方
年代:1930~50年代
サイズ:11.8×11.8cm H4.3cm
状態:全体的に擦り傷 引っ掻き傷 汚れ 内側良好
　
Baserriとは…
バスク語の“baso”=森“herri”=村から由来
(caseríovasco/スペイン語 maison basque/フランス語)
スペイン北部とフランス南西部のバスク地方にある伝統的な半木造または石造りの家屋の農家です。
その歴史は12世紀から13世紀にかけて始まり､バスク地方では15世紀後半からギプスコア州を皮切りに建築されていきました｡その構造は､1階を牛や馬の家畜小屋として2階を居住空間､3階を納屋や穀倉として設計されていました｡またその他の特徴として､外壁には､armarriak(紋章)と呼ばれる大きな石の彫刻が施された看板と､入り口の上にあるate-buruまたはatalburu(ドアの頭)と呼ばれる装飾的なまぐさがありました｡紋章の石は通常､誰が家を建てたのかそしてそれが建てられた年はいつなのか等を示しています。
現在“baserri”はリノベーションが施され､住居やペンション等として使用されており､その歴史が受け継がれています…
※写真15~20枚目 紋章とまぐさの装飾をご確認ください
※写真20枚目Louis Floutier (France 1882-1936)よる絵画
※様々な角度から調査し掲載しておりますが訂正すべき点がございましたらご指摘頂けますと幸いです

※撮影上､実際の色味とは若干異なる様に撮影されておりますことをご了承ください。何かご不明な点がございましたら､お気軽にお問い合わせください。
※当店の扱っている商品は､アンティーク·ヴィンテージのものです。経年によるキズ·汚れ等があります事をご納得の上､ご注文頂きます様お願いします。